ASPD編

今度はASPD編だ。現在のラグナロクのASPDがいかに当てにならないかよく分かると思う。左側が現在のROで表示されているASPDで、右側が1秒あたりの攻撃回数だ。

ASPD: 130 - 0.71
ASPD: 135 - 0.76
ASPD: 140 - 0.83
ASPD: 145 - 0.9
ASPD: 150 - 1.0
ASPD: 155 - 1.11
ASPD: 160 - 1.25
ASPD: 165 - 1.42
ASPD: 170 - 1.66
ASPD: 175 - 2.0
ASPD: 180 - 2.5
ASPD: 185 - 3.33
ASPD: 190 - 5.0

これを等間隔になるようにするとこうなる。

ASPD: 100.0 - 0.5
ASPD: 150.0 - 1.0
ASPD: 166.67 - 1.5
ASPD: 175.0 - 2.0
ASPD: 180.0 - 2.5
ASPD: 183.34 - 3.0
ASPD: 185.72 - 3.5
ASPD: 187.5 - 4.0
ASPD: 188.89 - 4.5
ASPD: 190.0 - 5.0

というわけで、ASPDを考えるなら1秒あたりの攻撃回数で見た方が直感的ではないだろうか。ってことで、僕は右の数値を使うことを主張する。参考までに、分速で示すと以下のようになる。

ASPD: 130 - 42
ASPD: 135 - 46
ASPD: 140 - 50
ASPD: 145 - 54
ASPD: 150 - 60
ASPD: 155 - 66
ASPD: 160 - 75
ASPD: 165 - 85
ASPD: 170 - 100
ASPD: 175 - 120
ASPD: 180 - 150
ASPD: 185 - 200
ASPD: 190 - 300

これもそれなりに直感的かも知れない。何より、全部整数で表示しても違和感がないのがいい。ちなみに、小数点以下は切り捨てている。あとはおまけとして、スピードの方をそろえてみた。

ASPD: 125 - 40
ASPD: 150 - 60
ASPD: 163 - 80
ASPD: 170 - 100
ASPD: 175 - 120
ASPD: 179 - 140
ASPD: 182 - 160
ASPD: 184 - 180
ASPD: 185 - 200
ASPD: 187 - 220
ASPD: 188 - 240
ASPD: 189 - 260
ASPD: 190 - 280
ASPD: 190 - 300

分速280回程度ですでにASPD190になっていることが分かるが、そこからさらに20回増やすことができるようだ。ここで注目すべき点は、なんと、ASPD125から150までの増分とASPD187から188までの増分が同じだということだ。これほどのASPDに至る人は少ないが、それでも175から179の増分と同じと言えば実感できるのではあるまいか。
次に、AGIとの対応を示す。DEXは0で、基本攻撃速度は150を仮定している。

AGI: 0 - ASPD: 150 - 60
AGI: 10 - ASPD: 152 - 62
AGI: 20 - ASPD: 154 - 65
AGI: 30 - ASPD: 156 - 68
AGI: 40 - ASPD: 158 - 71
AGI: 50 - ASPD: 160 - 75
AGI: 60 - ASPD: 162 - 78
AGI: 70 - ASPD: 164 - 83
AGI: 80 - ASPD: 166 - 88
AGI: 90 - ASPD: 168 - 93
AGI: 100 - ASPD: 170 - 100
AGI: 110 - ASPD: 172 - 107
AGI: 120 - ASPD: 174 - 115

見ての通り、AGI10ポイントについての1分あたりの攻撃回数は徐々に増分が増加している。つまり、AGIが高ければ高いほど、AGIを上げたときの影響が大きいのだ。言い換えれば、VIT型にIAをかけてもたいして変わらないが、AGI型にIAをかけると大きく変化するのだ。ここでDEXに50ポイント振ってみよう。

AGI: 0 - ASPD: 152 - 63
AGI: 10 - ASPD: 154 - 65
AGI: 20 - ASPD: 156 - 68
AGI: 30 - ASPD: 158 - 72
AGI: 40 - ASPD: 160 - 75
AGI: 50 - ASPD: 162 - 80
AGI: 60 - ASPD: 164 - 84
AGI: 70 - ASPD: 166 - 89
AGI: 80 - ASPD: 168 - 95
AGI: 90 - ASPD: 170 - 101
AGI: 100 - ASPD: 172 - 109
AGI: 110 - ASPD: 174 - 117
AGI: 120 - ASPD: 176 - 127

ASPD値に与える影響は一律2ポイントだが、実際の速度は、AGI0のとき1分あたり3回しか増えていないのに対して、AGI120の時は12回も増加している。なんと4倍も効果が違うのだ。高AGIならば、ASPD増加のためにDEXに振る価値があると言えるだろう。
参考までに、AGI120、DEX100で2HQと狂気を使った騎士の場合、1分あたりの攻撃回数は297となる。理論上の限界は300のはずだ。つまり、この条件でもまだ極限には到達していないのだ。神速とはかくも遠いもののようだ。ちなみに、2HQと狂気を併用したら50%と公式には出ていたが、どうもこれはウソっぽい。30%と20%を掛け合わせて、60%減っているはずだ。50%しか減らないのでは、2HQと狂気を使った騎士でもASPD187にしかならない。分速は238回なので60回近い差が出てしまうのだが。…と思って調べてみたら、どうも187で正しいようだ。ということはつまり、世に言う神速騎士というのは、AGI120、DEX100、狂気2HQでASPD187にしかならないところから、さらに上積みを重ねてASPD190を達成しているようだ…。なんとも恐ろしいものだ。