ブログの危険性

ブログの危険性と一言で言ってもいろいろありますが、読売ウィークリーの中吊り広告を見ていたら、ストーカーとの関連が示されていました。このはてなダイアリーもそうですが、日本ではブログを日記感覚で利用する人が多く、そのような人の中には、重要な個人情報までも書いてしまう人がいるのだそうです。
これは、ゴミ袋まであさって個人情報を探ろうとするストーカーにとっては、格好の情報源でしょう。普通は、そんな人など100万人に1人だから問題ない、などと笑っていられるのですが、世界中に公開するブログの場合、一概にそうとも言い切れません。僕がこうやってひとたびブログに記述を書けば、その記述にアクセス可能な人は1億人をくだらないでしょう。もちろん、実際にそれだけの人が訪れることはありませんが、それでも全世界に公開されていることの危険性は知っておくべきではないでしょうか。
とは言え、雑誌にそう記述されていただけで、実際に自分の個人情報を堂々と載せているブログなど、見たことはないのですが…。せいぜい、SNSくらいでしょうか。SNSは、会員になるだけで、他の会員の情報をかなり見ることができますから、危険という感じは否めません。僕は認識が甘いのかもしれませんが、SNSでは実名を登録しています。一方、弟は僕よりも警戒心が強く、SNSであっても実名を登録していません。ウェブはもともと、開かれたネットワークであり、セキュリティの概念は希薄です。そういう意味では、弟のような態度が正しいのでしょう。