ゆうこりんと和田アキ子

大阪の南方というところに、小倉優子の名前を冠した焼き肉屋と、和田アキ子の名前を冠した、わだ家 / WADAYAというしゃぶしゃぶ屋(?)があります。
初めはゆうこりんの方が気になって、そちらの方に行ってみました。ところが、予約をしているかどうかを聞かれて、してないと答えたら、「じゃあ無理です」という極めて素っ気ない対応をされました。ついでに、順番が回ってきたときに電話連絡をしてもらえるかどうかも聞いてみたのですが、それも無理だというのです。対応自体は仕方がない部分がありますが、この一つ一つの応答が極めて素っ気なく、率直に言って、悪意を感じるものでした。
仕方がないのであきらめて、次にわだ家へ向かいました。他の店舗は知りませんが、少なくともこの南方のお店は、いきなり和田アキ子の手形が迎えてくれるというおもしろい演出をしていました。手形に手を合わせると扉が開くのです。
で、しゃぶしゃぶを注文してみました。すると、いろいろ食べ方を説明してくれます。話す前にこちらの了解を取ってくれるので、勝手にペラペラしゃべり出す、なんてことはありません。好きに食べたい方は聞かなくてもいいのかもしれませんが、お勧めはしません。また、最後に雑炊を頼んだのですが、なんとその場で雑炊を作ってくれます。内容の割に多少値段が高い気がしますが、それが気にならないほどの丁寧な対応です。これが和田アキ子小倉優子の貫禄の差かな、と思うくらいの違いでした。
もちろん、ここまで誉めておいて味がまずいなんてことはありません。一緒に行った友人は、対応よりも味そのものの方がよっぽど気に入ったようでした。一番安い肉を食べたのですが、一番安い肉でこれなら、もう高い肉なんて食わなくてもいいな、と思えるほどです。普通、そういう場合は、高い肉も食べてみたいな、と思うもんだろうな、と思ったのですが。
まあ、実際に店に入ってみなくても、店の外観を見るだけでもよく分かります。新大阪へ行く機会があったら、見比べてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、僕は一応男ですが、和田アキ子の手は僕よりも若干大きいようです…。