メールクライアントの変更

Outlook Expressは何かと問題だということで、試しにメールクライアントをMozilla Thunderbirdに変更してみました。デフォルトだとインタフェースの文字が異常に小さくて気に入らなかったのですが、プロフィールを設定してそこにスタイルシートをおくと、インタフェースの文字も置き換えられるようです。僕はたまたまCSSの知識があったからよかったのですが、これ、慣れてる人じゃないとなかなかできないのではないでしょうか。
ところで、フォントサイズの指定で違和感を感じていたのですが、Windowsのインタフェースの設定をするときは文字サイズを9か10にするとちょうどいいのに、OperaThunderbirdの場合は、10くらいだと明らかに小さく見えます。一体なぜだろうと思っていたのですが、その理由はきわめて簡単でした。
こんなの僕しか間違えないのかもしれませんが、Windowsのフォントサイズ指定は単位が「ポイント」であり、OperaThunderbirdでは「ピクセル」で指定していたのです。Thunderbirdスタイルシートですから、僕が自分で「px」という単位を書き込んでいたわけですが。つまりこれ、「センチメートル」と「インチ」を間違えるようなばかばかしいミスだったわけです。
そう言うわけで、とりあえずThunderbirdの方は、以下のようなスタイルシートを指定しました。

* {
  font-size: 9pt !important;
  font-family: "MS UI Gothic", Sans-Serif !important;
}

サンセリフはいらないんですが、まあ、CSSのフォント指定では書かなきゃいけないことになってるらしいんで、一応書いておきました。自分しか使わないスタイルシートでそんなことしてどうするんだって感じではありますけど。
どっちでもよかったんですが、とりあえず単位はポイントにしてみました。でもこの「ポイント」って単位、本当は絶対単位だから、画面解像度が変わったら大きさも変わらなきゃならないはずなんですよね。まあ、その辺はいいんですかね。ああ、それがWindowsのDPI*1の設定なんでしょうか。
しかし、画面上でしか使わないということを考えると、ピクセルによる指定の方がスマートかもしれませんね。まあ、ウェブで使うスタイルシートならそんなことも考えた方がいいのかもしれませんが、自分しか使わないスタイルシートならどっちでもいいでしょうか。

*1:Dot Per Inch。1インチあたりのドットの数。1インチ=72ポイントとされるが、72.27ポイントという単位系もある。Windowsでどちらが採用されているのかは分かりません。