液晶とプラズマ

大画面で“プラズマより液晶”が選ばれている理由 (1/3) - ITmedia NEWSによると、最近はプラズマと比べて液晶の優位が目立ってきているとされています。その原因として挙げられているのが、液晶の販売実績とイメージ、それから売り場の環境です。
簡単に液晶とプラズマのそれぞれの利点を比較してみます。

  • 液晶の利点
    • 明るいところできれいに見える。
    • そもそも明るい。

この他に、記事では言及されていない点として、ドットがはっきり分かるほどにくっきりしていること、寿命が長いこと、目に優しいことが挙げられるでしょう。

  • プラズマの利点
    • 普通の家程度の環境(店頭と比べて暗め)できれいに見える。
    • 映画や音楽のライブ放送など、暗い映像が多いと見やすい。

日本映画などを見て、暗くてよく見えないと思ったことはないでしょうか。おそらくは、そう言ったコンテンツをもっとも得意としているのではないかと思います。映画など、本格的な映像を楽しむのならプラズマは向いていると言えそうです。逆に言えば、文字の多い情報番組などであれば液晶の方が良さそうです。
かなり偏見が混じった見方かも知れませんが、ロマンや風流を求めてテレビを見る人ならプラズマで、情報の取得手段としてテレビを見る人なら液晶が良さそうです。もっと言えば、アナログ的な考えが好きならプラズマで、デジタルっぽい考え方が好きなら液晶が良さそうです。内部の機構がアナログだったりデジタルだったりするかどうかは知りませんが。
僕について言えば、映画などの芸術的な作品には興味がないので液晶の方がいいですね。しかし、映画にかけてはどうもプラズマの方がいいようです。そういう本格的な映像を求める人が液晶を買っていくとしたら、なんだかもったいないような気がします。液晶も悪くはないのでしょうが。
言わずもがなですが、このブログの記述には僕の偏見が多分に含まれています。万が一本気でご購入を検討しているのなら、こんないい加減な情報ではなく、もっと頼りになる情報に当たるべきだと思います。